先日、ある生徒さんから、
「漁師、徳永義昭さんが52歳から毎日8時間7年間ピアノを猛特訓、超難曲ラ・カンパネラを披露」
という情報を教えていただきました。
（YouTubeで演奏の様子が聴けます！）
早速調べてみたら・・・
（以下サイトから引用）———————
これまでパチンコばかりの日々だった徳永さんが、ある日何気なく見ていたテレビで、女性のピアニストが聞き覚えのある曲を弾いていました。徳永さんは思ったそうです。
「ああ…この曲を弾いてみたいな」
ピアニストの名は、世界のひのき舞台で活躍するフジコ・ヘミングで、弾いていたのは「ラ・カンパネラ」。
有明海の海苔漁師と世界的ピアニストの出会いの瞬間でした。
フランツ・リスト作曲の「ラ・カンパネラ」は、ピアニストも敬遠するという難しい曲。
「リストの手が並外れて大きかったので、あんな曲を作れたのだ」という珍説を唱える人もいるほどです。
ピアノ講師の妻、千恵子さんは「この曲を弾きたい」という夫の無謀な夢を、「バカなの？ 絶対に無理！」と思ったと言います。
しかし、1度こうと決めたら何事も徹底してやるのが、徳永さんの性格。
「家に女房のピアノがあったものですから、ポロポロさわってみたのです」
楽譜も読めない、楽器の経験もなし、奥さんも取り合ってくれない。
そんな徳永さんの唯一の友は、YouTubeの映像でした。ポン、ポロ、ポロ、ポン…音を拾いながら指に記憶させる、地道な練習です。
「ラ・カンパネラ」を演奏するには、4073ヵ所の鍵を叩く必要があると言います。
4～5秒程度をワンフレーズに区切り、右手で2時間、左手で2時間、両手で4時間。
徳永さんはパチンコに費やしていた1日8時間をすべて、ピアノに注ぎ込みました。
海苔漁でかじかんだ指先は、お湯につけて動くようになってから弾きました。
黒鍵と黒鍵の間にはさまって動かない漁師の太い指…。「それは、自分流の押さえ方で弾きました」と振り返る徳永さん。
数々の困難を克服し、途中でかかった腱鞘炎の痛みにも耐えて、7年が経ちました。徳永さんはついに最後の鍵まで辿り着いたのです。
「ラ・カンパネラを弾ける漁師がいる！」というウワサはたちまち広がり、取材が殺到しました。
こんな徳永さんをあるテレビ番組が放っておきませんでした。楽屋部屋に入ると、そこに座っていたのは何とフジコ・ヘミング本人！
徳永さんは、目からあふれ出る涙を押さえきれなかったと言います。
そして、本人の前で弾くという企画も！ 意を決してピアノの前に座りました。
徳永さんの指先から流れ始めた「ラ・カンパネラ」…。弾き終えたとき、フジコ・ヘミングは「ブラボー！」と手を叩き、こう言ってくれたそうです。
「今度、私の銀座のコンサートで紹介するから、弾いてみませんか？」
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なんだか夢物語のようですよね。
いくつになっても人は学び成長できるということを体現されている方です。
「やりたい事」をやる為には、「やりたくない事」をたくさん、一生懸命やらないといけない。
わたしも、ここアトリエで生徒さんたちと一緒に過ごすためには、レッスン以外の時間で、事務作業や経理、教室整備、備品管理、広報、企画、スキルアップのための自己研鑽など・・
これは起業あるあるですが、頭の中は常に何かを考えているような状態になっています。
よく聞かれることですが、まだ小さいお子さんがいるのにどうやって時間を作っているんですか？という質問。
答えは、その時間を作るためにまだ暗いうちに早起きして仕事をしています。笑
起きる時は、眠くて眠くてぐずぐずになりながらも自分に喝を入れて起きます。泣
（生徒さんの中でもすごく早起きの方がいて、嬉しかった＾＾あ、この時間起きてるのかな？と勝手に想像したりして。）
でもそれは、「やりたい事」をやる為だからできるのです。自分で好きでやっていることだから、大変だけど頑張れる。
腹を決めて覚悟がやっぱり必要ですね。
生徒さんの成長や有難いお言葉が本当に力になり、この温かい場所を守りたい、続けていきたい。
生徒さんも、働いてくれるスタッフも、みんなが笑顔で過ごせるように。
それがわたしの「やりたい事」です。
皆さんにもきっとある、どんなことでも、大小関わらず、自分の中の「やりたい事」を見つめてみてもらえたら嬉しいです。
話は戻り、この漁師のピアノの話を教えてくれた生徒さんは、今あることに挑戦しようとしています。
きっとつまづいたり悩んだりすると思いますが、自分の「やりたい事」なら頑張れるはず。
心からエールを送りたいと思います＾＾
また今月は、パソコンを新しく購入したい！という生徒さんがいて、パソコンを3台も発注しました。
皆さん、前向きにチャレンジしてくださる様子が本当に嬉しいです。
（パソコン購入代行～各種セットアップまで行います）
明日は、池田先生の「手びねりで作る豆皿・小皿レッスン」2日目。
わたしは本当に今回何もお手伝いできていなくて、前回も先生がしっかりと準備をしてくださったおかげでとても楽しい時間を過ごせました。
工程の資料も作ってくださり、土の球もひとりひとりちゃんと用意してくれて、本当に大変だったと思います。感謝しかありません。
また明日、とても楽しみにしています♩
先生、参加してくださる生徒さん、どうぞ宜しくお願いします＾＾