皆さん、こんばんは。
金曜日の夜、いかがお過ごしでしょうか。
今回のブログは、「人生の先輩方からの学び」というテーマでお送りします。
アトリエには現在、20代~80代まで、性別、職業、それぞれの方が集まっていますが、その中でも最近は特に、わたしよりも目上の方、人生の先輩方からの学びを感じています。
少し前のブログにも書いた、自分の人生を綴ったブログを始められた菊池さんもそうだけど、
(菊池さんのブログはこちら♩ https://ameblo.jp/katuhisa2510/entrylist.html )
今の時代ではなかなか体験できないようなことや、経験や知識、思考、モノの捉え方など、皆さんそれぞれあって、そんなことを教えていただけるのは、
『今の時代』しか生きることができないわたしにとって本当に貴重で有難いことだなぁと感じています。
ここから、人生の大先輩でもある生徒さんたちが持ってきてくれたものを紹介していこうと思います。
まず一つ目。
京セラ創業者、その後政府からの要請を受け、日本航空会長に就任。
経営の神様、稲森和夫さんの新聞記事ですね。
いいなぁと思うところにマーカー引きました。
素晴らしい試みで、稲盛さんは、現在もこのようにボランティアで全104塾(国内56塾、海外48塾)、14,938人の経営者が集まる経営塾「盛和塾」の塾長として、経営者の育成に力を注いでいらっしゃいます。
わたしも本を持っていますが、感銘を受け、仕事だけではない、生き方についても多くのことを学びました。
ナンバーが1.2.3ですね!
アトリエライブラリーにも置いてありますので良かったら。
きっと、今抱えている悩み、苦しみなど、読むとまた違った観点から見直すことができると思います。
そして、また別の生徒さんからは、こちら。
この本は、先生にぜひ読んでほしい!と貸していただいた本です。
(アトリエライブラリーにも置いてあります)
仕事の成果と家族のケアは両立できる!と実証された本です。
わたし自身最近まで、家事や育児があるのだから、仕事に全力を出すのは困難だなぁ・・と壁に当たる時がありました。
そんな時、励みになった一冊です。
著者の佐々木常夫さんは、東大を卒業後、東レに入社。
家庭生活では、自閉症の長男を含め3人の子どもを持ち、肝臓病とうつ病を患った妻を抱えた多難・多忙な日々を送りました。
一方で、会社では6度の転勤をこなし、破綻会社の再建やさまざまな事業改革などに取り組んだ結果、その成果が認められ東レ同期トップで取締役となったという経歴をお持ちです。
本を読んでいると不思議なもので、今まで「できない」と思い込んで決めていたのはわたし自身だったのかな。
「できない」と思い込んでいるとできないし、「できる(かも)」と考えるだけで、できるようになることは多いのだと思います。
何事も工夫次第で時間を作り出し、家族も仕事も同じように大事にできるのかもしれない、と希望を与えてくれました。
そして、佐々木常夫さんの心の持ちようにも共感することが多くありました。
「はじめに」で佐々木さんは、妻の自殺未遂を会社の人たちに話したことのことを次のように書いています。
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世の中に重い荷を負っている人たちは数多くいるわけだし、
それは決して恥ずかしいことでも、
負い目を感じることでもないと考えたからである。
いま思えば当然すぎることだが、当初、それは勇気のいることであった。
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私も以前は、仕事の出来る人、とは「起きている時間のすべてを仕事に当てられる人が優れている」という感覚がありました。
家族ケアに時間と体を取られることはいい仕事が出来ないのではないか。
家庭と仕事、どちらも中途半端になっているような、そんな引け目をどこかで持っていたように感じます。
けれども今では「ケアを必要とする家族があってもそれは人として当たり前のことで、それでもいい仕事はできる」と考えるようになりました。
しんどいときに、佐々木さんの生き方・考え方は私を強く励ましてくれました。
本を貸していただいた生徒さんから許可をいただき、生徒さんからのメッセージも掲載させていただきます。
深いですね。
人間の一番根底にあるものが社会の全てを支える
それは、人と人との絆
この一文にぐっときましたね。
いつもたくさんのことを教えていただきありがとうございます。
そして最後。
あのスターバックスジャパンのCEO、水口貴文さんの記事を持ってきてくださった生徒さんがいました。
わたしが前から大ファンだ、と言っていたから。
記事のテーマは、「自分で動く力」会社を強く。
もう全部を黄色のマーカーで引きたかったくらい素晴らしい記事で、本当にその中から厳選して引いてみました。
さすが、スターバックス。泣
さすが、水口さん・・。泣
こういう素晴らしい経営者、リーダーにわたしは心底感銘を受けるのです。
わたしも仕事柄、これまでたくさんの会社を見てきましたが、やっぱり強い組織は、従業員が会社のことを「自分事」として捉えていましたね。
また、会社員時代や、本からの学び、たくさんの経営者と接することから、その中でもこの考えはわたしの中で本当に大きなものとなっています。
「自分事」と言えば・・スタッフの上條さん。
体が辛そうだからほぐしてあげたい、と自らタオルを持ってきて生徒さんをマッサージしてあげたり・・
(ちなみに、ここはパソコン教室です^^アトリエを知らない方のために。笑)
寄せ植えが可愛いから、とアトリエのために自宅で作ったものを持ってきてくれたり・・
(土を運ぶ時に重たくて腕を痛めたそう・・!泣)
わたしの義理の父が作った棚をリメイクしてくれたり・・
(生徒さんの真後ろで作業しています。笑)
全て、上條さんが自分事として自分の頭で考え行動してくれていることです。
他にも細かいことも含めたらキリがないくらい。
こういうのって、形式張った、人事評価のフォームなどでは表せないことばかりですよね・・・。
全知全能の人なんてこの世にはいなく、そして全ての短所をなくすことは、長所を消すことだと同じだと思っています。
例えば、すごくロジカルに分析して考えるタイプの人は、衝動的にとりあえずやってみる、ということはしません。
考えて考えて、自分が納得し、勝ち筋が見えてから初めて動きます。
そのような人に対して「考えすぎて積極的に行動しない面があるから直そう」と言えば、その人の良いところを消してしまうことになります。
ありのままのその人の強みが活きるような仕組みをつくり、上條さん自身が、生徒さんのために楽しく仕事をしてくれたらそれでいい、と思っています。
いつも、最高の仕事をしてくれる上條さん!
ありがとうございます^^!!
スターバックスもアトリエと同じサードプレイス(自宅でも職場でもない第3の居場所)を掲げています。
めざせ!スターバックス!!笑
それでは、今週も皆さま、お疲れ様でした。
また来週、元気にお会いしましょうね♩