みなさま、こんばんは。
今週も一週間、お疲れさまでした。
今日のブログは、こちらをご案内させてください。
上尾市・伊奈町に初のFMラジオ局を作ろう!という目的の元、わたしも立ち上げメンバーとして参画している、『あげおエフエム』
これまでもこのブログで開局に向けての活動を少しずつご紹介させていただいていました。
そのあげおエフエムのメンバーでもある、取締役の萩原さんからこんなご相談をいただきました。
(萩原さんはアトリエシネマでもたくさんのお手伝いをしてくださいました!)
スタッフ矢嶋さんとパチリ!右が萩原さんです。
以下、萩原さんからのメッセージです。
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上尾市内の団地の「ふれあい食堂」。
お店を借りてくれる方を緊急募集中です!(※1)
居抜き、改装、どちらも歓迎。
食器もガス台も冷蔵庫もそろっています(※2)。
スタッフさんたちの平均年齢は80歳。
明るい笑顔も、腰痛や視力低下に勝てなくなってきました。
ふれあい食堂にはさまざまな人がやってきました。
シルバーカーにつかまっておしゃべりしていくおばあちゃん。
跳びはねるように歩くお兄さん。
ベビーカーの赤ちゃんとお母さん。
開店前からお店の前で待つおじいちゃん。
みんな大好きだったのです、ふれあい食堂が。
お店がなくなってしまったら、この方々の行くあては……?
家賃は4万円弱と破格です(※3)。
団地のショッピングセンター内なので駐車場は広くほかにもお得な条件がそろっています。
将来自分のお店を持ちたい方、
サイドビジネスで飲食店をやってみたい方、
福祉に関心のある方、
いろんな人とお話ししたい方……
どうか、ささやかな居場所を助けてください。
※1:所在地は上尾市瓦葺の尾山台団地。12月末で「ふれあい食堂」は閉店します。引き継ぎ期間は応相談。
※2:厨房、ホール(約20席)、トイレ付き。借り手が見つからなければ什器すべて処分となります。
※3:福祉のための活動ということでUR都市機構の規定家賃より大幅に安いとのこと。一般営業だと10万~15万円ほど。
【現在の運営の状況】
〇場所:上尾市瓦葺2716 尾山台団地内 おやまだいショッピングセンター
〇開店:2010年10月
〇閉店:2023年12月末(予定)
〇経営:特定非営利活動法人ふれあいねっと
(団地内外の市民による福祉活動を主としたNPO。食堂営業のほか、高齢者の外出付き添い等の生活支援、福祉カフェ、健康体操、青空ひろば運営など)
〇店の概要
・広さ:約40平方メートル
・席数:約20
・部屋割り:厨房、ホール、トイレ
・厨房内:3口コンロ、流し2槽、冷凍庫・冷蔵庫、食器棚、食器、鍋や釜やレンジ、手洗い場、など
・ホール内:テーブル、椅子、テレビ、レジ、など
・その他:幟、看板、黒板、など
・駐車場:50台
〇営業時間:月火木金土の10時(11時かも)~14時、水日は休み
〇メニュー:日替わりランチ(500円の1択)、各種ドリンク
〇家賃:4万円弱(福祉のための活動ということでURの規定家賃より大幅に安いとのこと。一般営業だと10万~15万円ほどするらしい)
〇そのほかの主な経費:光熱費は年間80万円ほど。ほかに管理費(共益費?)も必要。
〇経緯:従業員の超高齢化と経営悪化により2023年10月、理事会により閉店を決定。
〇今後のスケジュール(引き継ぐあてがない場合)
12月 閉店、家賃はここまで
1月 店内の全てを撤去(壁紙もはがさないといけないらしい)
2月 (空き)
〇今後のスケジュール(引き継ぐあてが見つかった場合)
12月 閉店、家賃はここまで
1月~ 引き継ぎ、開店準備、開店
(ならし営業のため開店後3カ月は家賃を払わなくてよいかもしれない←URに確認のこと)
文責:NPOふれあいねっと萩原
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どなたか少しでも関心のある方はいらっしゃらないでしょうか。
自分は難しいな・・と思っても、この内容をたくさんの方に伝えたり、SNSなどで拡散していただくだけでもとても有難いです。
このふれあい食堂の前では、月に一度、このような催しものもやっています。
この間仕事の合間に、少し差し入れを・・と思ってジュースとお菓子を持っていったら、すぐに子供たちが駆け寄ってきてくれて、キラキラした笑顔でお礼を言ってくれた。
なんだか今でもそれが心に残っています。
わたし自身、ここ「アトリエまちのレッスンスタジオ」という場所で、たくさんの人々が集まる場所を運営している側として、
この萩原さんの、居場所がなくなってしまう、という切実な悩みが他人事と思えず、どうしてもなんとかしたいのです。
期限はもう迫っています。
どんな方法でも構いません。
たくさんの方にこの内容や願いを伝えて、居場所を継続できる方法を探していきたいです。
わたしも引き続き、なんとか続けられる方法はないのか?色んなパターンを頭をフル回転させて期限ギリギリまで考えようと思っています。
どうぞみなさま、ご協力よろしくお願いいたします。
(写真:アトリエシネマ、エンドロールより)
そして、もう一つのお話。
アトリエシネマから早いもので2ヶ月が経とうとしています。
有難いことにシネマから繋がり、生徒さんになってくださった方も何名かいらっしゃったり、
わたし個人宛にお手紙をくださった方や、
福祉事業者とアトリエの新しい繋がりもできたり、
映画の再演を希望する声も多く、本当に様々な反響が続いています。
そんな中、ある生徒さんが話をしてくれたエピソード。
その生徒さんは、わたしが最初にこの映画のことをブログで紹介したらすぐに映画館まで観に行ってくださって、そうしたら偶然にも夏目さんがパン屋さんをされていた頃から注目していたそう。(すごい!)
アトリエシネマ当日は、ご主人様と一緒に観にきてくださいました。
観終わってから、ご主人様はしばらく映画の話はしなかったそうですが・・・
ある日突然、
「ああいう子たちと働くのも悪くないものだね」
と、近くの障がい者雇用をしている施設の面接に行き、働くことを決めたのだとか。
これまで定年退職してからいくつか仕事をしたけれどなかなか続かなくて、ここのところは働くという意欲があまり湧かなかったけれど、自らそうする、と決めて行動に移すことに。
こんな話を聞けて、わたしは本当に嬉しかった。
今まで何回も、シネマ、やってよかったなぁって思ってきた場面はあったけれど、なんだか今回はさらにぐっときてしまった。
今日が出勤の初日なのだとか!
お弁当を持って朝出ていったよ~!と生徒さんが教えてくれました。
朝から夕方までの時間だそうで、さらに体を動かす仕事。
新しい人との関わりや覚えることもたくさん。
急にすごいなぁ、心配だな・・と思ったけれど、
働くということは、大変なこともたくさんあるけれど、必ず喜びもあるはず。
ご主人様の決断を、わたしは心から応援しています。
そして、今回のシネマのようにチャンスが来たら、全力で点を打っておかなければならない、と改めて思いました。
こんな風にそれがいつか線になるから。
もちろんちゃんと見極めて。
目の前のことを大切に、本末転倒にならないように。
それを再確認させていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
それでは、みなさま、また来週。
よい週末をお過ごしくださいませ。